« アドナイ・イルエ | トップページ | 見つかった迷える羊 »

2006年9月30日 (土)

美しい国日本

 きのう新総理に選ばれた阿部さんが、所信演説の中で「美しい国日本」と言われました。日本の自然は美しい。技術も美しい。人情も温かい。でも、阿部さんも言われたように、戦後日本の教育が迷走して来たことはその通りです。国家神道を柱にして、戦争を推し進めてきたことが、こんなにも長い付けをわが国にもたらしたのかと思わざるを得ません。宗教に迷うと国はこうなるのです。

 これは日本だけではありません。世界中の神がおかしくなっています。神の名で戦争を行うなどもってのほかです。格差が広がり、対話が自己主張で固められ、憎しみが増幅し、これがテロの温床となっています。

 何としても「美しい日本」を築き上げていただきたいのですが、国を美しくするのも、醜くするのも要するに「」です。そしてその心の方向を決めるのは「神」です。日本の問題はまさにここです。神を追い出したために、物が我がもの顔となってしまいました。

 私はキリスト教の牧師ですが、何もキリスト教を優遇しろといっているのではありません。国民がもっと自分の心と向き合えるように、すると必ずそこにやってくる神と向き合えるように、教育理念を整えていただきたい、と言うことをお願いしたいのです。

 宗教から遠ざかると、無知が「宗教は恐ろしい」という雰囲気を作ってしまいます。しかし、どんなにあがいても人は心を持っており、宗教から逃れることは出来ません。日本にはあまたの宗教家がおります。もっと宗教家が自由に活動できるように、教育の現場でも教師が自分の信念を隠さずに聖職を行えるように、「心の教育」の道を敷いていただきたい。

 ここまで言いますと、「信教の自由」の論議になりそうですが、今日はそこまで広げません。とにかく、美しい国は心からであることを銘記して、再び過去の宗教的過ちを犯さないことを注意しながら、教育理念をしっかりと整えていただきたと思います。

 それでは最後に一曲、祈りの歌を賛美しましょう。【祈りはわたしの】

 

|

« アドナイ・イルエ | トップページ | 見つかった迷える羊 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/155127/3634922

この記事へのトラックバック一覧です: 美しい国日本:

« アドナイ・イルエ | トップページ | 見つかった迷える羊 »