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2008年3月11日 (火)

悲しいかな衝動

 最近、抑えられない衝動で犯罪を犯し、エリート・コースで築き上げてきた立場は地位を棒に振ってしまう事件が起こりました。こんな馬鹿なこと、やるせないこと、悲しいことがあるでしょうか。どうして人間はこうも愚かなのでしょう。「いや俺は違う」という人がいるかもしれませんが、そうなら謝ります。どうしてこうも愚かなことをする人がいるのでしょう。

 でも、人間誰しも欠点や弱点は持っていると思います。ただあの人の弱みは私の強みであることがありますので、人の失敗を見ても、「俺は違う」と言って見過ごしにしやすいものです。そして自分の失敗は言い訳が立つものですから、なかなか学ぼうとしません。これが馬鹿なことがなくならない原因でもあります。

 でも時には「自分の欠点」を見つめることをした方がいいですよ。静かに自分だけで反省するときは言い訳する必要がないですから、じっくりと考えて反省することができますね。どんなことで「しまった」と思うことが多いですか。私も自分の欠点は頭に叩き込んでいます。欠点ばかりでなく、「罪深さ」もチェックしています。そうでないと足をすくわれ、とんでもない失敗をすることがあるからです。

 次に自分特有の欠点を克服する方法について考えましょう。実はないんですよ。私の経験からしてそんな都合のいいものはないと、はっきり申し上げることができます。欠点は欠点、どんなに決意を固めても、努力しても、なんと誘惑の引力は大きいことでしょう。ついには負けてしまいますね。人間の心なんて絶望的ですよ。囚人と同じですよ。抜けきらないですよ。

 ですから私は祈ります。「神様助けてください」と祈ります。私の毎日の祈りは真剣です。祈らないと、自分の性格に振り回されて、悔いのある毎日を送ることになりますから、真剣ですよ。ここまで書きますと、宗教かと言ってしらける方もいるかもしれませんが、私はこれ以外の方法を知りません。あったら教えてほしいですね。

 私は誘惑に堕ちて、惨めな思いをしたことが何度もあります。何度も悔いて、やっと神様が助けてくださるというコツを身に着けたのですから、これをそう簡単に投げ捨てるわけにはいきません。「神様」と叫ぶと、神様が手を伸ばしてくださって、「さあ掴まりなさい」と言ってくださいます。何度も失敗しましたが、何度かやっているうちに、神様に頼る感触を覚えました。

 神様に頼る歩みをしてきて、今、心は非常に豊かにされました。まず「悔しい思いをしないですむ」ことがどんなに晴れやかかと言うことです。それだけではありません。私はもうずいぶん年をとってきましたが、それでも未来にすごい希望が見えてきたことです。神様に頼ることは誘惑に勝つ以上のことです。むしろこのプラスアルファのほうがすごいです。

 ここまで来て、人間の愚かさの意味と、神に信頼する意味がだんだん分かってきました。人間は神様なしでは、結局悔やむ人生しか送れないということです。ですから、失敗をした人を見て、ああ可愛そうに、思うでしょうが実はそうではありません。彼らに神様は非常に近くまで近づいてきてくださっているのです。人生の救いの機会が与えられているから、チャンスなのです。むしろ客観的に、「ああ可愛そうに」と言っている人のほうが、神様の憐れみから遠くにいることになります。

 最後に聖書のみ言葉を掲げておきましょう。

 「神は実に、そのひとりごをお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者がひとりとして滅びないで、永遠のいのちを得るためである。」(ヨハネの福音書3章16節)。

 私のホーム・ページも見てください。

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コメント

こんばんは。「パン種」を検索していて、貴教会のHPにたどり着きました。
私は日本イエス・キリスト教団に属する教会の一員です。教会のHPも担当しています。
先生のHPは内容がとても充実しているので、びっくりしました。でも、興味のままにアチコチ読んでいると、迷子になってしまいますね。HPの階層構造が分かりにくいですね。
ブログまで開設されていて、70歳の牧師先生とは思えないほど、ハイテクですね(^-^)。
また、お邪魔します。今日はご挨拶だけで失礼します。

投稿: dande550213 | 2008年3月13日 (木) 21時53分

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